-
カンダまちおこし株式会社
十六フィナンシャルグループ 銀行業高度化等会社 - 企業情報
- 特定商取引法に基づく表記
募集中
郡上発!“もしも”に備えるペットホテル「ねこのま」で命の安心を届けたい
飼い主の入院や高齢化に備え、終生飼育まで支える猫と人のセーフティネット
初めまして。
私は現在岐阜県郡上市で2件のゲストハウスを経営しつつ保護猫活動をしている若林(木村)聖子と申します。
今回は、これまで個人ボランティアで行っていた保護猫活動を持続可能なソーシャルビジネスに展開するべく、ねこ専用ペットホテルとペットシッター業【みなしご猫シェルターねこのま】を始めるにあたって、活動の理解と支援を募ることを目的にクラウドファンディングに挑戦いたします。
プロジェクト発足のきっかけ
私は2010年に自然体験のお仕事をきっかけに郡上に来て、暮らす人と訪れる人の交流の場として【ゲストハウスまちやど】を開業し、2019年には2軒目のゲストハウス【タテマチノイエ】を開業。
「地域とつながる宿泊施設」をコンセプトとしてイベントスペースを【みなしご猫シェルターねこのま】として運営してきました。

ねこのま開設の背景
私は神社に捨てられていた2匹の子猫を保護したのですが、そのうち1匹は保護した翌日突然倒れて生死を彷徨いました。

保護したことは正しかったのか?
外の猫は外にいたまま、生きるも死ぬも自然に任せてあげたほうが良かったのでは??
この子たちの保護をきっかけに、外で暮らす猫と人に飼われている猫との違い、さらには猫と人間の問題の深さを知るようになりました。
猫の問題は人の問題
猫は太古の昔からでネズミ捕りなどの目的で(使役動物)、そして愛でる対象(伴侶動物)として、人間と一緒に暮らしてきました。
ヨーロッパでは猫が魔女の使いだという迷信で迫害され、その結果猫の数が減ってペストなどの感染症が流行したため再び重宝されたりと、人間の都合で増やしたり減らしたりということを長い歴史で繰り返し現在に至ります。
犬と同様、これほどの長い歴史を人間と共に生きている猫は、社会問題や生活環境の影響を顕著に受けやすい生き物でもあります。
現代は、ペットは昔よりもずっと身近な家族のような存在になり、今や15歳以下の子供の数よりもペットの数の方が多いそうです。
ペットショップでお金を出せば「命」を容易に手に入れることができますし、テレビなどで動物愛護活動が取り沙汰されるようになり保護犬や保護猫を家族に迎える方も増えた一方、
「医療費がこんなにかかるなんて思わなかった」
「こんなに手がかかるなんて知らなかった」
「なつかないから」「噛むor吠えるから」
「引っ越し先ではペットを飼えない」
そんな無責任な理由で、飼育放棄をしたり、遺棄したりする人がいるのも事実です。


写真は飼い主の飼育放棄のため保健所に持ちこまれ、愛護団体さん経由でねこのまに来た猫たち。
現在は新たな家族のもとで新たな猫生を送っています。
※保健所や動物愛護センターの職員の皆さん含め、行政も懸命に殺処分ゼロに取り組んでいますが、まだまだ道半ば。
高齢や持病のある猫は殺処分対象になる場合もあります。
「保健所に連れて行くぐらいなら、外で自由に暮らしてほしい」
優しさをはき違えて飼い猫を外に放つ人もいますが、これまで人間からご飯をもらっていた猫が野良猫になっても、自分で捕食することは難しいのが現実。
飢え、寒さ、暑さ、ナワバリ争い、感染症、人間による虐待、交通事故etc…外の環境はあまりにも過酷です。
全国的に殺処分数が減少しているのに対して、車に轢かれて命を落とす猫の数(ロードキル)の数が増えているというデータもあります。
※飼い猫を外に放つ行為は動物愛護法に違反する可能性がありますので絶対にやめてください。

※人と動物の共生センターより抜粋
さらに人と猫の問題として
『多頭飼育崩壊』『野良猫の過剰繁殖』があります。
原因は様々ですが、主には「孤立社会」で取り残された人間が孤独を紛らせるために野良猫や飼い猫に不妊手術を施さないまま不適切に飼育することが主な原因といわれています。
飼育放棄や不適切な飼育だけでなく、
飼い主(餌やり)の病気、入院、孤立、経済的困難 etc…
人間の生活の変化が猫たちの命を左右しているのです。
これらの問題に、ねこのまができることは?
助け合いながら人も動物も安心して暮らせる地域をめざしたい。
生き物を大切にする気持ち、愛しいと思う共通の感情を介して、多様な年齢やバックグランドの人たちとつながる場をつくりたい。
そんな思いで、私が経営する【ゲストハウスタテマチノイエ】の一角を【みなしごねこシェルターねこのま】と名づけ運営してきました。

しかしながら、3年間運営してみて限界を感じました。
アクセス面
当初は近所の高齢者や中高生など、歩いてふらっと遊びにきてくれる人たちを想定していましたが、蓋を開けてみると遠方、時には市外から保護猫とのふれあいやボランティアを希望する人がほとんどでした。城下町である郡上八幡の一角にあるタテマチノイエには駐車場が無く、車でのアクセスがとても不便なのです。
料金面
ねこのまの知名度が少しずつ上がると、飼い主の急な入院や施設入所、離れて暮らす家族の元に引っ越すなどで猫(ペット)の継続飼育が困難なため、一時的な預かりや終生飼育のご相談もいただくようになりました。タテマチノイエ内での保護猫活動は動物取扱業の許可は取得せず任意の寄付金で運営をしてきたため、一定のお預かり料金をいただくことはできません。
設備面
近年では野良猫の過剰繁殖を予防する目的で不妊手術を施した後、引き続き地域で見守る【地域猫活動(T N R活動)】に取り組む自治体や町内会が増えています。

ねこのまにも、T N Rの捕獲や手術前後の預かり依頼の相談も寄せられますが、宿泊施設の一角では保管場所のスペースや衛生面の観点で限界があります。
活動を継続するためにはマンパワーも必要ですが、無償のボランティアでは常に人手を確保できません。
新たな場所の出会いと可能性
ねこのまの取り組みを事業化し、社会問題を解決するソーシャルビジネスを立ち上げたい!
そんな思いで新たな拠点を探し続けていたところ、タテマチノイエ(郡上八幡)から車で15分ほど北上した郡上市大和町に理想的な物件を見つけました。

1階と2階でそれぞれ入り口が異なるので、2階をねこ専用ペットホテル(保管業)として。1階は将来的にはセミナーやイベント開催のコミュニティスペースとして。
そして、物件にもれなくついてきた畑や田んぼでは、【農】を中心に体験してもらえるようなチャリティーファームの場として展開できそうです。

新ねこのまで実現したいこと
✔︎長期の飼い主不在(長期入院・長期出張・被災時など)の猫の一時預かり。
(ペットホテル)
✔︎短期の飼い主不在(短期入所・小旅行など)の自宅訪問と猫のお世話。
(ペットシッター)
✔︎T N R(繁殖を予防するための外猫の不妊手術)の代行。不妊手術後のお預かり。
(ペットホテル・T N R業務請負またはアドバイス)
✔︎飼い主事情で飼育困難になった猫の一時預かりと里親募集
(譲受譲渡、ふれあいとマッチングの場を提供)
✔︎ペットフードやペット用品の循環で地域猫活動のお手伝い。
(NPO法人はみんぐアニマル郡上大和支部開設)
✔︎畑や田んぼでの【農】【暮らし】を通じ、保護猫活動に参加してもらう場づくり。
(チャリティーファーム企画)
みんなに応援してもらって実現したい!
ねこのまの保護猫活動をソーシャルビジネス化する第一歩として、まずは建物2階部分で動物取扱業の許可を取得できる設備改修が必要です。
✔︎感染症予防のため床壁天井を防水性のある素材に。
✔︎脱走防止対策と人との接触による猫のストレス軽減のための間仕切り。
✔︎手洗い・猫のお世話のための水場設置。
✔︎冷暖房の完備。
2階現況図

2階には水場がないため、小屋裏収納を改修してミニキッチンやシンクを設置。
床の畳部分をペット用フローリングに貼りなおし、お預かりする猫ちゃんの頭数に合わせて適宜間仕切りできるようなパーテーションを設置。

動物取扱業限許可を取得できる最低限の設備を整えるため300万円が必要となります。
200万円は小規模事業持続化補助金の採択が決定済みなのですが、あと100万円不足しています。
追加で、
せっかく東南角地でとっても見晴らしの良い場所なのに、テラスの窓が小さくて日当たりが悪いのが残念なので…
テラス上部を全てガラス張りにし、ネコちゃんたちの日向ぼっこスペースに。
ペットホテル室内にも太陽の日差しがサンサンと届くようにしたいと思っています。

こちらの工事に追加で120万円必要となるため、
ニャンニャンニャンの語呂合わせで
222万円ののクラウドファンディングにチャレンジしたいと思います。
222万以上のご寄付は全て飼い主のいない猫のT N R手術代やごはん代・医療費に充てさせていただきます。
最後に
「猫の問題は人の問題」と言われる理由はたくさんありますが、逆に考えると
「猫の問題を解決することで人間関係や生き方も改善する」とも解釈できます。
「ねこのま」がめざす未来。
「ねこのま」は、ただの保護猫施設ではありません。
孤立しがちな人、行き場を失う猫、その両方が「安心して生きられる」地域モデルをつくるソーシャルビジネスです。
郡上から始まり、やがて全国の地域や都市で広がっていく、そんな未来を描いています。
どうか、ねこのまに力を貸してください。
猫も人も、安心して暮らせる地域を、ここ郡上から。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<プロジェクトへの寄附について>
本プロジェクトへのご寄附は、税制上の優遇措置の対象ではありません。
<適格請求書(インボイス)としての領収書の発行について>
本プロジェクトの事業者は、適格請求書(インボイス)発行事業者ではありません。
お急ぎで領収書の発行をご希望の方は、ねこのま まで連絡ください。
(メールアドレス machiyado.gujo★gmail.com ★を@に変えて送信ください)
詳細は「よくあるご質問」https://www.oco-s.jp/faq をご参照ください。
- 2025年11月15日 12:00砂田(五十嵐)浩子さんから応援メッセージ
-
「みなしご猫シェルターねこのま」さんの活動に、深い共感と敬意を抱いております。
この取り組みは、猫の保護という枠を超え、人と人、人と地域がやさしくつながり合う社会づくりへの大きな一歩だと感じます。
猫の問題は、実は“人の社会の課題”でもあります。
飼い主の孤立や高齢化、空き家や地域の関係性の希薄さ——そうした現代の課題が、行き場をなくした命を生み出しています。
だからこそ、この活動は誰にとっても他人事ではありません。
ねこのまさんは、猫の命を守るだけでなく、地域に雇用や交流、学びの場を生み出し、社会をやさしく変えていこうとしています。
一匹の猫を救うことが、誰かの心を救い、地域を明るくしていく。
その循環を郡上から発信する意義はとても大きいと思います。
人も動物も安心して暮らせる未来に向けて——
このプロジェクトが多くの共感と支援の輪に包まれることを心より願っています。
砂田(五十嵐)浩子
NPO法人すえひろ 理事/NPO法人はみんぐアニマル 代表理事
開放型保護猫シェルターにゃんliving 代表/岐阜県動物愛護推進員
アニマルレスキューひだ
- 2025年11月14日 12:00水谷衣里さんから応援メッセージ
-
「猫の問題は、人の問題」。
木村さんがそう語ったとき、この取り組みの本質を垣間見た気がしました。
初めて「ねこのま」を訪れたのは、約2年前のことです。郡上の街の中にある小さな「みなしごねこシェルター」で、猫たちが安心して過ごす様子と、それを見守る地域の方々の穏やかな表情に、ひそやかな感銘を受けました。
その後、木村さんには、NEXCO中日本株式会社が主催する「地域づくり支援研修」において、パートナー団体として研修を受け入れていただきました。半年間のプロジェクトを通じて強く感じたのは、「助け合いながら、人も動物も安心して暮らせる地域をつくりたい」という木村さんの信念です。課題を嘆くのではなく、手を動かし、場をつくり、笑顔を増やしていく。実践を通じて地域の未来を変えていこうとする姿勢には、共感と応援の意を抱いています。
今回新たに始動する「新ねこのま」は、まさにその想いを次のステージへと広げる挑戦だと思います。
猫も人も、地域の中でそれぞれのペースで、のびやかに暮らせる。そんな場所があるだけで、まちの空気は優しく変わっていくものです。木村さんのこれまでの歩みが、その確かな証だと感じます。
猫を守る活動は、同時に「人の生き方を見つめ直す」営みでもあります。木村さんが語る「猫の問題は人の問題」という言葉には、高齢化や人口減少が進む地域社会のなかで、つながりを取り戻す希望もまた込められているように思います。
郡上から始まる“ねこと人の共生モデル”は、やがて他の地域にも広がっていくはずです。
私も今回の新しいチャレンジを、心から楽しみにしています。
- 2025年11月9日 12:00奥田順之さんからの応援メッセージ
-
「地域と猫がともに安心して暮らす未来」を掲げるみなしご猫シェルターねこのまの挑戦、本当に応援しています。時代と共に保護活動は変遷しています。ボランティアとしての活動には限界があるのも事実。ビジネスとしての取り組み、持続可能な形の事業が必要とされています。本プロジェクトがその一つのモデルになることを期待しています。

奥田 順之
獣医行動診療科認定医。鹿児島大学共同獣医学部講師(動物行動学)。年間150症例以上の問題行動を診察する、ぎふ動物行動クリニック院長。動物行動学の専門家として、講演多数。ホンマでっか!?TVにも出演。著書に著書に『犬の咬みグセ解決塾 (2018)』『犬の問題行動の教科書(2022)』『ペット産業CSR白書(2018)』。動物行動学の専門家として、ペット産業の適正化に取り組んでいる。
著書「自分の死後も愛犬・愛猫を幸せにする方法」を2025年11月に出版。
-
-
保護猫たちからお礼のメール
3人が参加しました
¥5,000リターンは何もいらないから、新しいプロジェクトのために、ネコたちのために使って!
という方向けのリターンプランです。
これまでねこのまで保護されたれたネコたちから感謝の気持ちをメールでお届けします。
目標額以上のご寄付が集まった際には郡上市近隣で保護された飼い主のない猫たちのごはん代や医療費に充てさせていただきます。
-
-
オリジナルロゴ付きトートバッグと手ぬぐいセット
1人が参加しました残り 29 個
¥15,000絵と切り絵作家 naoleeさんに活動の思いを伝えて描いてもらったねこのまのロゴデザイン入りのオリジナル 「トートバッグ」と「てぬぐい」をセットでお届けします。
発送予定2026年3月初旬ごろ、郵送にてお届け。
-
-
ねこのまチャリティーファーム利用権
残り 5 個
¥30,000ねこのまの横にあるチャリティーファームの1セクション(3m×3m)を2026年4月1日から12月31日までの間自由にご利用いただけます。
✔︎自然農、畑に興味のある方
✔︎郡上に移住を検討していて通うきっかけが欲しい方
✔︎猫は好きだし保護猫活動を応援したいけれどアレルギーなどでお世話や直接的な触れ合いができないという方
におすすめのリターンです。
郡上市の大自然の中で農作業をすることで保護猫活動を応援できます!
-
-
ねコワーキングスペース5時間貸切
残り 10 個
¥50,000猫さんに見守られ、時には邪魔されながら会議やオンラインミーティングの場所として、10時から18時の間で最大5時間自由に使っていただける権利です。
貸切でご利用いただけるねコワーキングスペースの広さは4畳程度で、普段猫さんたちがいる場所(ペットホテル)とは異なりますので飲食も可。
春にはサンルームの窓から来栖川沿いの桜並木が一望できますので、お花見ランチ会やお茶会などにも○
猫と触れ合いたいときは別室に移動していただきます。
ご利用希望日に必ず猫さんがいるという保証はありませんのであらかじめご了承ください。
ご利用可能な定員は5名までとなります。
利用期間 2026/4/1-2026/12/31 事前予約制。
予約方法等詳細はメールにてご連絡いたします。
-
-
猫のお部屋の表札に1年間名前を記載
残り 5 個
¥100,000ペットホテルの個室5室にそれぞれご支援いただいた方(個人名/会社名)の表札を掲げさせていただきます。
皆様のご支援で行き場をなくした猫たちが安心して過ごせる場所。腹いっぱいご飯を食べれる場所のオーナーになっていただける権利です。
保護活動に直接的には力になれないけれど応援したいという方は、ぜひ、あしながおじさんとして遠くから見守っていただければ幸いです。
-
-
猫専用ペットホテル30泊
残り 20 個
¥100,0002026/4/1-2026/12/31の間で最大30泊ペットホテルをご利用いただけるリターンです。
クラファン限定!普段一緒に暮らしている3匹までは追加料金なしでご利用いただけます!(同じお部屋でお預かりします)
お部屋は全てパーテーションで仕切る形の完全個室でプライベート充実。
(広さは1.5畳程度です)
※猫さんは環境変化に弱い生き物なので、原則3泊以上からお預かりを受け付けます。
お仕事の都合で長期間家を空ける方、3泊以上の入院入所の予定がある方、お家のリフォームなどで工事の音が猫さんにストレスにならないか心配…という方におすすめのプランです。
※30泊のご利用に満たない場合の返金はございません。
その他詳細はメールにてお問い合わせをおねがいいたします。
-
-
人にも猫にもやさしい家づくりのアドバイス
残り 5 個
¥300,000動物関係、住宅リフォーム関係の知識と経験豊富な(ペット共生住宅管理士・愛玩動物飼養管理士2級・インテリアコーディネーター・福祉住環境コーディネーター)ねこのまオーナーが、猫と暮らすのが楽しくなる、人にも猫にもやさしいおうちのリフォームのご相談にのります。
賃貸物件をペット可にご検討のオーナーさん、オフィスや自宅に猫ちゃんを迎えたい個人/ 法人さん、リフォーム業者さん、猫と暮らしやすいおうちにリフォームを検討中の方にオススメのリターンです。
その他詳細のお問い合わせはメールにておねがいいたします。