はじめに・ご挨拶　　　　　　　　　　　　　

はじめまして。当ページをご覧いただきありがとうございます。

a laise camp すめらぎの森を運営するキサラエフアールカンパニーズの所千加です。

a laise camp すめらぎの森 (sumeraginomori.jp)

社名に入っているエフアール（FR）とはFood Researchの略です。食の研究開発を積極的に行い、新しい食感、価値観、満足感を追及しています。

主な事業はジビエ（野生鳥獣肉）の加工販売、ジビエ料理を扱うレストランの運営です。



野生鳥獣（主に鹿）を狩猟で捕らえ、解体し加工するまで弊社自ら行っています。

ジビエを提供するなかで、お肉ができる工程を知ってほしいという思いが高まりました。

それならばキャンプを楽しみながら学び、体験してもらおうとa laise camp すめらぎの森を開業することにしたのです。



私が生まれ育ち、日々暮らすここ谷汲（たにぐみ）は水がきれいで自然豊かな土地です。

当施設は谷汲緑地公園に併設しています。

公園北西の山麓には昭和天皇、香淳皇后両陛下がスギをお手植えされた場所があり、皇室3代にわたり森林づくりが引き継がれてきました。

この場所は「揖斐すめらぎの森」と命名され、ここに暮らす人々によって大切に守り続けられています。

私が子どものころ、鹿を見ることはほとんどありませんでした。

20年ほど前まで鹿は保護され、雌の鹿は狩猟禁止だったのです。

やがて鹿は増え続け、作物を食べにくるようになり、農家などから相談された兄は狩猟免許を取りました。

捕った鹿を捌けない私たちに、猟師の先輩からの指導が入ります。

「自分が捌けないなら捕まえるな！　捕まえたならちゃんと肉にして食べてあげることが責任だ」

むやみに殺すのではなく、いのちの恵みをいただこう。教えてもらい、見よう見まねで捌きました。

当時妊娠中だった私は、赤ちゃんがお腹にいながら、身ごもっている鹿を捌いたことがあります。

この時は葛藤し、罪悪感にかられました。​

周りからは「殺生して！」と白い目で見られることも多々ありました。

しかし、このいのちを次に繋げることが大事だと、おいしく食べてもらえるように切磋琢磨し続けることで理解してもらえるようになりました。



兄が解体処理施設を建て「ぎふジビエ」を多くの方に知ってもらおうと努めてきました。

現在解体、精肉は職員である加藤成一が全て請け負っています。

加藤の解体技術は日本一だと自負しています。

解体の仕方、こだわり、早くてきれいに捌く加藤の技は一流シェフたちから絶賛され、講習を頼まれることも。

おいしく味わっていただきながら「いのちをいただくこと」について考えてもらう。

このプログラムを作った私たちの思いを聞いてください。

 

キャンプカンファレンスとは　　　　　　　　

スーパーに並ぶパック入りの冷蔵されているお肉。
 

あなたは「いのちをいただいている」ことを忘れていませんか？

鹿を生け捕りし、止め刺し、血抜きをする。

解体を始め皮を削ぐと湯気が出て、肉はまだあたたかい。

私も初めて捌いたときの衝撃をずっと忘れないでいます。

私たちが捕る鹿も、スーパーに並ぶ牛肉、豚肉、鶏肉もいのちです。

お肉になるまで多くの人が携わっています。

育てる人、捕る人、殺し捌く人、どういう思いの人たちが携わっているのか、すべてにストーリーがあります。

私たちは自分の手を汚さなくても日々お肉をいただいている、それを知ることは食育です。

解体を実際現場で見て、あなたはどう感じるでしょうか。

もう食べることをやめようと思うのか、感謝して食べようと思うのか。

人それぞれの感じ方があり、それがあなたの答えなのです。

キャンプカンファレンスと銘打つ理由、それはお互いを知る時間を作ってみてほしいという願いです。

どう感じたのか話してみてほしい、聞いてみてほしいと思うから。

その答えを否定するのではなく、受け入れ、ともに考える。

そういった時間を家族と、友人たちと、共に働く仲間たちと持つきっかけにしてほしいからです。


 

プロジェクトについて　　　　　　　　　　　

 

今回リターンにご用意した『狩猟＆解体』見学ツアーは個人のお客さまへのプログラム、法人様での貸し切りプログラムがございます。

どちらも内容はほぼ同じです。（日帰りツアーに関してはリターン詳細をご覧ください）

ここからはツアーの内容をご紹介します。


1日目

⏰13:00　チェックイン＆WELCOME PIZZA　

「a laise camp すめらぎの森へようこそ！」

キャンプのスタートは石窯で焼くおいしいピザを召し上がれ！

好きな具をトッピングして、子どもも大人も楽しいピザ作りから始めましょう。



その前に、石窯に入れる薪が必要です。

薪割り体験をしてみましょう。※１

先ずは２ｍの大柄スタッフBillyによる薪割りデモンストレーションです。

Billyはアメリカ先住民オジブウェー族で生まれ育ちました。

迫害の歴史、差別、その中でハンティングをし、物を作り、木を切り自分たちで生きる力を養ってきました。

彼は今でも自然のなかで過ごすことが大好きです。

Billy指導のもと薪を割ってみましょう。


石窯の温度は400℃近くまで上がります。

自然のエネルギーで焼いたピザ、おいしいですよ！







⏰午後　『狩猟』見学

狩猟には免許が必要なため、罠猟の見学をしていただきます。

裏山に移動し、加藤による罠の原理や道具、設置方法の解説を聞きながら、実践しているところを見てみましょう。

鹿の心理をつかいトリックをかける。

鹿が罠にかかるのか、結果は朝までお待ちください。





⏰夕食前のひとときに

鹿のレザーを使ったクラフト体験でカタチある思い出づくりを！

数種類の鹿レザーのクラフトキットをご用意しております。お好みの１点をチョイスしてください。※２

比較的簡単に作れますので、お子さまも楽しんでいただけます。

キットをお持ち帰りいただいて、谷汲の思い出話をしながらご自宅で作るのもいいですね。





⏰18:00　夕食

夕食は「すめらぎの森グリルBBQディナー」です！

ここで捕れた鹿肉はもちろんのこと、地元で採れる食材を味わっていただきます。

当社の鹿肉がどうしてこれほどまでにおいしいのか、その秘密は翌朝の『解体』見学で学べます。





⏰夕食後　焚火カンファレンス

加藤やスタッフと一緒に焚火を囲みながら森や鹿の話、「ここでしか聞けない裏話やあれこれ」など語り合いましょう。※３

「鹿が増えると土砂崩れがおこる」どうしてか気になりませんか？　そんな話もしたいと思います。

寒さのなか火の暖かみ、ありがたみを感じられます。

テレビやスマートフォンから離れ耳を澄ませば、葉が擦れる音、焚火の音、鹿やふくろうの鳴き声などが聴こえてきますよ。

炎のゆらぎを見ることで深いリラックスを得られます。

日常の疲れを癒してください。






⏰ご宿泊

ご宿泊はa laise camp すめらぎの森のコンテナ型宿泊棟とテントをご用意しています。

あたたかく快適なコンテナ内で寝るのもよし、キャンプ気分を存分に味わえるテントで寝るもよし。

驚くほどあたたかいsnowpeakの最高級寝袋で冬のテント泊を楽しんでみてはいかがでしょう。









2日目

⏰早朝　『捕獲』見学

前日に仕掛けた罠に鹿がかかっているか確認に行きます。　※４

生け捕りするため早朝にでかけます。目覚ましのセットをお忘れなく。







⏰9:00　朝食


当社が運営するジビエレストラン「シャルキュトリーレストラン 里山きさら」へ移動し朝食をお召し上がりいただきます。

シャルキュトリ〔charcuterie〕とは肉に火を入れるというのが語源のフランス語で、食肉加工品全般の総称です。

ハム、ソーセージ、パテ、テリーヌなどが主で、当店では豚肉はもちろん、鹿や猪などのジビエをはじめ、地産の食材を毎日おいしく職人が加工しています。

ジビエ（野生鳥獣肉）や野菜、豚肉など谷汲産の食材を存分に取り揃えております。

シャルキュトリー・レストラン 里山きさら (satoyama-kisara.jp)





⏰10:00　『解体』見学


解体処理施設へ移動し加藤による解体処理の実演を見学していただきます。

一流シェフたちが「見たい！」と熱望する技を一般の方に見ていただく機会は滅多にありません。

つらいと感じる方もいらっしゃると思いますが、可能な限り見ていただきたいと思います。







⏰解散

お疲れさまでした。家や職場に戻ったら、ぜひカンファレンスしてください。


※１　薪割り体験は個人のお客様、法人様（土曜）のプログラムで実施します。
※２　法人コースのお客さまは別途料金を申し受けます。
※３　加藤が不在の場合もございます。
※４　鹿がかからない日もございます。


a laise camp すめらぎの森の奥にはお子さまが遊んでいただける広場、遊具もございます。





応援コメント　　　　　　　　　　　　　　　

キサラエフアールカンパニーズ様は揖斐川町谷汲地内に会社を設立して１３年。

「ジビエ」で地域活性化を図るべく道の駅夢さんさん谷汲隣接地に「すめらぎの森」を開設。

手ぶらで気軽に本格的なキャンプが楽しめるよう工夫がなされています。

食材から使用するグッズは地元岐阜県の企業様と連携し「地域愛」あふれた施設です。

鹿の狩猟体験やクラフト作りなど全国どこを探してもない企画がお値打ちな値段で体験できます。

ソロキャンパーから友人・家族・職場の仲間などウエルカムのクラウドファンディングとなっています。

皆さん是非ポチっと応援の程よろしくお願いします。（十六銀行大野支店　担当者西口毅）



最後に　　　　　　　　　　　　　　　　　　

自然から学ぶ「命をもらい、食べ、次につなげること」の大切さ。

鹿肉を解体処理から加工、さらに提供販売まで手掛ける当社だからこそ、生命のリレーを通して伝えることができる内容です。

学びや体験だけではなく、家族や友人、同僚と一緒に楽しく過ごし、癒されること。

自然の中で過ごす時間は、きっと忘れられない思い出となるでしょう。


体験し湧き出る感情に触れてもらいたい。

正解、不正解ではない、このキャンプカンファレンスであなたが感じたことが答えです。

あなたを、家族を、仲間を知ることができる時間を、私たちと一緒に過ごしましょう。

お待ちしております。
 

 

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本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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