岐阜県各務原市のまちのシンボルである「各務原市民公園」「学びの森」という2つの公園と、その周辺に広がるまちなかエリアを含めた「那加公園エリア」。



いま、この那加公園エリアでは「県外からもたくさんの人が集まる公園の賑わいをまちなかにも波及させ、さらに魅力的なまちにしよう！」という想いのもと、新しいプロジェクトやお店のオープンが続々と始まっています。

まちづくり会社「OUR FAVORITE CAPITAL（OFC）」の設立も、その一つです。私たちはこのまちで「何か新しいことを始めてみたい！」という人がチャレンジしやすい土台づくりやサポートを行っています。

そんな中、2024夏に那加公園エリアに花と喫茶の店「karakuru（カラクル）」が新しくオープンします。
 

「karakuru」ができるのは、JR那加駅から北に伸びる本町通りを歩いて2分のところにある旧「高田時計店」の建物。7月のオープンに向けて、現在はみんなでリノベーションの真っ最中です。



店内は入り口の物販スペースと奥のカフェスペースに分かれていて、物販スペースでは生花やドライフラワーを販売するほか、花瓶や服飾雑貨の販売も予定されています。

「珍しい種類の花やお手入れしやすい花など、普段あまり花を買わない人でも興味をもって気軽に手に取ってもらえるような花をセレクトしていきます」と高垣さん。生活により気軽に花を取り入れてもらいたいという想いから、花瓶をレンタルできる“シェア花瓶”サービスも計画中だそう。



カフェではコーヒーや紅茶などのドリンクとともに、季節のタルトやキッシュ、ケーキをメインに提供。夜まで営業するため、仕事帰りの人もふらりと立ち寄れます。
 

高垣さんは和歌山県出身で、仕事の関係で2006年に各務原市の那加公園エリアに移住。現在は25年勤めた職場を退職し、開業に向けて準備を進めています。
 
「以前から、自分のお店を開きたいという想いがありました。長い間同じ職場で働いてきて、定年までの未来がなんとなく見えている気がして。このまま同じように働き続けるよりも、新しいことがしてみたいと思ったんです」。



もともと、花がある生活に憧れを持っていたという高垣さん。ある日、東京にある大手フラワーショップが運営するカフェを訪れた際、草花に囲まれた美しい空間や、ハーブやエディブルフラワーを使った色とりどりのメニューに感動し、「こんな素敵な場所を岐阜にも作りたい！」と感じたのが、“花と喫茶のお店を開く”という夢の始まりでした。
 
しかし、開業を決意をしていくつもの不動産屋を回りながら物件探しを始めたものの、求める条件に合う場所がなかなか見つからず、どうすれば開業を実現できるかわからないまま日々が過ぎていきました。
 

 
転機となったのは、「学びの森」に拠点を置くまちのコミュニティ「かかみがはら暮らし委員会」のメンバーであり、移動型ティースタンド「無題。」を主宰してイベントやショップの一角で活動を行っている戸髙翼さんとの出会いでした。

ある日、近所のお店に「無題。」が出店していたのを偶然見かけた高垣さんは、戸髙さんに「自分もお店を開業したいんです」と、想いを話します。

早速、戸髙さんはかかみがはら暮らし委員会のメンバーに彼女の想いを共有。すると、メンバーの1人、原田さんから高垣さんに声がかかり、2023年4月にイベント「花とおやつと酒場」を一緒に開催することに！これが「karakuru」として初めての活動となりました。



そのイベントでは、花とキャロットケーキを販売。「想定以上の人に来ていただいて、全て完売したんです！嬉しかったですし、このまちでお店を始めるイメージが湧きました」。高垣さんは夢の実現へと一歩近付くことができました。

 
やがて、高垣さんは那加公園エリアにある時計店だった建物と巡り合います。

ついに念願の開業のためのリノベーションの解体・DIYを進めることになると、各務原市にある一級建築士事務所「アトリエFUDO」の津川祐輔さんが参加する「PEP UP CIRCLE（ペップアップサークル）」が中心となり、かかみがはら暮らし委員会のメンバーや新規創業を応援するコミュニティ「よっといで」のメンバーなど、いろんなまちの人たちの協力のもと進められることになりました。



「『karakuru』という名前は開業を決心した時から決めていました。“〜から来る（come from）”という意味で、人や想いの循環、ご縁を大切にしたいという想いを込めているんです。開業することも、飲食も花屋もDIYも、すべて初めての挑戦ですが、まちのみなさんの応援や励ましに支えられて、日々試行錯誤しながらも前向きに取り組めています」と高垣さん。
 
まさにその店名の通り、「karakuru」は、彼女の想いに共感したまちの人が次々とやって来て、その繋がりが大きな力となり、夢が形になろうとしています。ぜひ、彼女の夢を叶える花と喫茶の店「karakuru」のオープンを、一緒に応援しませんか。

 

「無題。」の出店で初めて茜さんと出会ったとき、茜さんは那加のまちへの愛や、長年続けた仕事を辞めることへの葛藤、こんなお店がやりたい！という強い想い…。本当にいろんなことを話してくれました。僕は「ああ、この人は本気なんだ」と思い、気づけば行く先々で茜さんの話をしちゃっていました（笑）
 自分の足で動き回り、物件と出会い、決断し、仲間を集めてきた逞しさを、いつも尊敬しています。そして時折、急に不安に駆られ、頭を抱えてみんなに相談する姿が好きです（笑）。
 那加公園エリアを一緒に盛り上げていく仲間として、karakuruさんのお店はもちろん、そこから生まれる新しい出会いも楽しみにしています！これからも一緒に頑張りましょう！

 

茜さんとの出会いは、ある夜、茜さんが投稿したInstagramのストーリーズでした。そこには那加公園エリアにある物件について、「この建物や商店街の雰囲気がいい。ここでお店できないかな」という想いが書かれていて、那加公園エリアや古い建物に可能性を感じていることに共感して、突然ＤＭを送りました。
 
結局、その建物を借りる事はできなかったのですたが、それがきっかけで茜さんの開業のお手伝いが始まりました。時計店だった建物のDIYでの解体工事は16回に及び、大変な作業でしたが、「体力と元気はたくさんあります！私もやってみます！」といつも明るく、元気な茜さんの人柄のおかげで、たくさんの人が手伝いや見学に来てくれました。毎回おもしろい人が集まってくるので、解体半分、おしゃべり半分の工事だったことは楽しい思い出です。
 
DIY作業をしていると、いつも商店街の人達から「もうすぐできるかね～？楽しみにしとるでね～！」という応援の言葉をいただき、茜さんは「もう少し、いや、まだかかるかかな…？待っててね～！」と、お店の前で仲良く話しています。そんな茜さんなら「karakuru」をたくさんの人に愛されるお店にできるはず。そのために、多くの方の応援やDIYのお手伝いをお待ちしています！よろしくお願いします！




茜さんとの出会いは、何かに挑戦する人とそれを応援する人たちが集まり、互いに成長するための交流を図ることを目的に立ち上げたコミュニティ「よっといで」です。 茜さんがよっといでに初めて参加してくれたとき、「花屋と夜カフェが融合した、新しい夜カフェを作りたい！！」 とみんなの前で熱く発表していたことをよく覚えています。 

それから、コミュニティに参加される時には「みんなで食べてもらって感想が欲しいです！」と試作のスイーツを持ってきてくれて。とにかく前のめりに熱心に、トライアンドエラーを繰り返し、どんどん進化してめちゃくちゃ美味しいスイーツが届くようになりました。 コミュニティにはスイーツ好きの女子たちも多く集まっていますが、 とびっきりの笑顔で「えーー！美味しい！！」「何使ったらこんな美味しい味になるの！？」と、いつも驚きと歓喜の声が上がっております（笑）

また、茜さんにお願いする花束もとても素敵でセンスが輝いています！ karakuruのオープンで茜さんの作品が世に放たれ、 みんなのもとに届くのかと思うと 本当に楽しみでなりません！ 私たち「よっといで」の想いはただ一つ「茜さんのカフェで多くの方に最幸なひと時を過ごしていただきたい」 ということ。 どうかこのプロジェクトに多くのご支援が集まり、大成功となることを願っています！ 茜さん、お客様の笑顔で溢れる素敵なカフェができるのを心から楽しみにしています！ 

一緒に頑張っていきましょうね！！




私は各務原市で「おせっかい不動産」を主宰しているのですが、茜さんには最初に開業の相談を受けた時から、強い覚悟と想いを感じました。
まだ日常的に滞在できる場所が少ない那加公園エリアに、滞在できるお店「karakuru」さんができることは非常に価値があることだと感じています。
 
茜さんは日々、開業の準備や建物の解体をしていく中で、地元の方から優しい声かけを受け、歓迎され、期待されていることを日々感じているようです。茜さんのような方がまちに増えていけば、まちはもっと面白くなるし、よりそのまちらしい豊かさ、選択肢が増えていきます。
karakuruさんが、このまちでの日常の選択肢であり続けて欲しいですし、私はそれを全力で応援していきたいと思っています。そして、きっとその様子を見て、次の人たちの新たなチャレンジも生まれていくでしょう。
 
茜さんが長年勤めていた仕事を辞めて、新たな一歩を踏み出していくその姿にいつも元気をもらっています。そして、茜さんの挑戦は、那加公園エリアにとっても大事な一歩となると思います。ぜひ、多くの方に応援していただき、茜さんに会ってお話をしてもらいたいと思います。 ご支援をどうぞよろしくお願いいたします！

 

みなさんから集まった支援金は、店舗の内装費として使わせていただく予定です。リターンには、コーヒーチケットをはじめ、karakuruのオリジナルBGMが2曲収録されたYuka Akatsuさん、Hinako Uragoさんのアルバム、フラワーアレンジ・ブーケのサービス券などをご用意しています。
また、「まちの切り株主」で集まった支援金に関しては、那加公園エリアのまちづくりのために活用されます。



現在は店舗の内装工事が行われており、茜さんはJR那加駅前の交差点にある「十‘（テン）」や学びの森で行われるイベントなどへの出店をメインに活動しています。6月中は内装工事を行い、7月のオープンを目指しているそう。活動予定はkarakuruのInstagramに更新されていく予定です。

〒504-0966 岐阜県各務原市那加本町14-3
JR高山線 那加駅より徒歩2分、名鉄各務原線 新那加駅より徒歩4分、各務原市民公園より徒歩7分

Instagram：@karakuru2024

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<プロジェクトへの寄附について>
本プロジェクトへのご寄附は、税制上の優遇措置の対象ではありません。
 

＜適格請求書（インボイス）としての領収書の発行について＞
本プロジェクトの事業者は、適格請求書（インボイス）発行事業者です。

詳細は「よくあるご質問」https://www.oco-s.jp/faqをご参照ください。