「大垣船町湊」に立ち、いにしえに想いを馳せる‥‥‥‥

　停泊中の木造船からほのかに漂う磯の香り
　船から荷下しする人夫の威勢の良い掛け声
　宿から流れる三味線の安堵の優しい音色‥  


大垣東船町 京丸屋裏構之図（『美濃の魁』所収、奥の細道むすびの地記念館所蔵）

ここ「大垣船町湊」は、かつて河川を利用した、人・物資・文化が行き交う拠点として人々の生活を支えてきました。
また、大垣は中山道と東海道を結ぶ「美濃路街道」の宿場町として栄えた場所でもあります。


大垣絵葉書「大垣市立図書館所蔵」　右上に当時（昭和初期）の住吉灯台が写真に収まっています。

再び賑わいの場所として盛り上げていきたい！  
皆様のお力を借りながら、お菓子や食材を通じ、楽しさと美味しさを伝えたい！
復活の「シン・金蝶堂」を中心に、歴史ある大垣菓子文化を継承させたい！

このような志のもと「船町ベース」プロジェクトが始動いたしました。 



はじめまして。「船町ベース」プロジェクトチームです。
これからの活動が「大垣船町湊」当時の賑わい復活と、お菓子と食材を通じ大垣・岐阜食文化の発展に繋がることを信じて止まないメンバーです。
アゲ・オダマキとおむすびが売りの「船町ベースカフェ」の責任者、復活の和菓子屋の店主、そしてSNSで皆さまに愛されるような店舗をお伝えするプランナーを中心としたメンバーで構成されています。
どうぞ、よろしくお願い致します。




開発の波が押し寄せる「大垣船町湊」
その土地をお守り頂いたセリア創始者 河合氏

歴史的に大切な場所である「大垣船町湊」
河合氏は「価値ある場所」と捉え、現在もお守り頂いています。
そして、今回のプロジェクトの趣旨をご説明したところ賛同頂き、快く建設の承諾を頂きました。
多大なお力添えで「船町ベース」の建設が現実となり歩み始めたのです。



建物は「ブルーボトルコーヒー」などを手がけた
スキーマ建築計画 長坂常氏

今回の建築設計は「スキーマ建築計画」。
代表取締役CEO鈴木伝は長坂氏が手掛けたブルーボトルコーヒーの店舗デザインに惚れこみ、長坂氏が提唱する「半建築」が船町ベースの目指す方向性と一致していると考え、設計を依頼。
（半建築は使い方が決められた設計ではなく、実際に使う人が自由にアレンジする余地が設けられています。）
船町ベースでは、季節や催事にあわせて変化する、地元の方や観光の方が心地よく過ごせる基地のような場所を、川と公園の延長線上に計画しています。
当時の賑わいの復活の地として、新たに歩み始めます。（Photo: Yuriko Takagi）






金蝶堂總本店は江戸末期、彦根に奉公していた「吉田すゑ」が大垣に戻り、和菓子づくりをはじめた事が起源。
その本店は一度お店をたたみましたが、地域のご縁とお菓子文化の火を絶やしたくないという栄光堂グループが大切にしている考えを共にし、船町ベース内に新たに「シン・金蝶堂」として復活オープンいたします。
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つくづく不思議なご縁とお導きによって復活の機会を頂きました。
鈴木代表の思いのひとつとして、「日本は一度失敗すると終わり」という印象が強いから、再チャレンジが大事と言っていただきました。
再起する身としては、実際ハードルは本当に高いと感じています。

大垣には、金蝶とつく名のお店が他にもありますので、
「金蝶堂總本店」の復活といっても、あまりピンとこない方も見えるのではないかと思います。
新しい門出に真心を信じ、そしてこれまでの「金蝶堂」を再定義するという想いで、屋号を「シン・金蝶堂」といたしました。
グループ内外のお菓子の世界を旅し、そのお役目を理解し、真心を込めた菓子作りに全うします。　（店主　吉田大助）

noteにて復活の様子を書いています。
https://note.com/tender_swan994












大垣市は、木曽三川が近いことから、良質な清水が地下より湧き出ている事で有名です。
自然と豊かな自噴水の場が、市内至る所でお目にかかれます。
ここ「船町ベース」でも、ここに井戸を掘り美しい汲み水を皆様にお届けいたします。
和菓子の工房では、あんこや水まんじゅうをつくる時に利用します。



また大垣藩が茶道を推奨したことで、古くから菓子処として有名ですが、時を経て昭和の時代に流行った隠れた地域のソウルスイーツ「オダマキ」を提供いたします。
当時とは一味違う、現代とマッチした形で復活いたします。そして、オダマキや和菓子に最適なこだわりのコーヒーもご用意いたします。



ここ「大垣船町湊」は、皆さまご存知かと思いますが、松尾芭蕉「奥の細道」のむすびの句を詠んだ地としても有名です。
プロジェクト会議の中で、誰が発案したのか定かではありませんが、松尾芭蕉「奥の細道・むすびの地」にちなみ、ランチタイムに「おむすび」をランチタイムに提供することに致しました！
提供するメニューはできる限り岐阜県産にこだわっていきます。
全国で評価の高い飛騨牛をはじめとした、岐阜素材の美味しさを提供いたします。

東京や大阪で、今やトレンドのおにぎり専門店人気にあやかり、岐阜大垣独自のスタイルにこだわったカフェ「おむすび」で、満を持してオープンいたします！

最後に‥‥
「船町ベース」プロジェクトは、たくさんのご縁により、たくさんの人々に支えられ始動いたしました。
さらにクラウドファンディングを通じ、みなさまの応援やお気持ちを受け、たくさんのご恩をお返ししたいと考えます。
どうか、ご支援の程、よろしくお願いいたします。



船町ベースへのアクセス
「奥の細道むすぶの地記念館」駐車場を挟んで北隣です。 大垣城から南へ約600m南に下ったところに位置しています。
 

船町ベースInstagram：＠funamachi_base
シン・金蝶堂Instagram：＠kinchodo1862
シン・金蝶堂X：＠kinchodo1862

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<プロジェクトへの寄附について>
本プロジェクトへのご寄附は、税制上の優遇措置の対象ではありません。
 

＜適格請求書（インボイス）としての領収書の発行について＞
本プロジェクトの事業者は、適格請求書（インボイス）発行事業者です。

詳細は「よくあるご質問」https://www.oco-s.jp/faqをご参照ください。